『阪神ダート1400mって難しい、傾向とか予想のコツは?』
みなさん競馬をやっていて難しいなと思うレースや条件が少なからずありますよね。
阪神ダート1400mのイメージはどうでしょうか?
恐らくほとんどの方が難しいというイメージがあると思います。
そんな阪神ダート1400mの傾向や予想のコツがあれば知りたいですよね。
- 阪神ダート1400mの特徴は?
- 阪神ダート1400mのデータ・回収率が知りたい
- 難しいのに予想のコツなんてあるの?
このように、気になることがたくさんあるのではないでしょうか?
ということで今回は、『阪神ダート1400mの特徴とは?平均タイムやペース傾向を徹底解説』ということで詳しくご紹介していきます。
今まで阪神ダート1400mに苦手意識があった方や競馬初心者の方は、今回ご紹介する内容を参考に予想を組み立てることをおすすめします!
目次
阪神ダート1400mの特徴!平均タイム、脚質傾向やペース傾向は?

阪神ダート1400mで有名なレースはある?
阪神競馬場のダート1400mで行われている競走は主に下記の3つです。
- ギャラクシーステークス
- コーラルステークス
- ポラリスステークス
下級条件も含めれば他にもありますが、オープンクラス以上のレースはこの3つしかありません。
そしてこの3つのレースは全てOP競走となります。
阪神ダート1400mというコースでは重賞競走は無いのです。
次は、阪神ダート1400mの特徴について見ていきましょう!
阪神ダート1400mの特徴
阪神ダート1400mのコース形態はどうなっているのでしょうか?
阪神ダート1400mは2コーナーのポケット地点からスタートします。
いわゆる芝スタートのダートレースということです。
そして直線は352.7mあり、最後の200mは上り坂というコース形態になります。
やはり芝スタートのコースということもあり、前半のペースが速い傾向があります。
その為、ハイペースになると先行馬には厳しい展開となるでしょう。
芝スタートであること、前半ペースが速くなりやすいこと。
この2つが阪神ダート1400mの大きな特徴と言えるでしょう。
更に細かな傾向についてはこの先でご紹介致します。
平均タイムや脚質・ペース傾向について
阪神ダート1400mの特徴についてはお分かり頂けましたね。
ここからは更に細かい所に目を向けていきます。
阪神ダート1400mの平均タイムはどれくらいなのでしょうか?
各クラスごとに分けて見ていきましょう。
クラス/タイムという見方です。
オープン/1:22.9
3勝クラス/1:23.5
2勝クラス/1:24.0
1勝クラス/1:24.6
未勝利/1:25.7
新馬/1:26.3
このような平均タイムとなっています。
オープンクラスと未勝利では約3秒も差があるんですね。
それでは続いて脚質・ペース傾向について見ていきます。
脚質:勝利回数という見方です。
逃げ:15勝
先行:50勝
差し:28勝
追込:7勝ハイペース:61回
ミドルペース:33回
スローペース:6回
このような結果が出ています。
パッと見ても分かる通り、芝スタートであることから、前半から速い流れになりやすいのがこれでハッキリと分かりました。
スローペースになった事は6回のみと非常に少ないですね。
このことから、極端な戦法である逃げ・追込に関しては好走し辛いという傾向です。
逃げ馬が好走するパターンとしては主に2パターンがあります。
- 稀だがスローペースになった場合
- ハイペースを得意としている逃げ馬
この2つが主なパターンです。
これに関しては出走メンバーを見れば事前に分かることなので、よく確認してください。
脚質・ペース傾向を踏まえた上で阪神ダート1400mでは、基本的に先行馬中心で考えると良いでしょう!
阪神ダート1400mの騎手リーディング!調教師・枠順別の成績や回収率は?

脚質やペース傾向について把握出来ました。
ここからは更に予想の精度を高めるため、騎手・調教師・枠順別の成績、回収率について詳しくご紹介していきます。
まだ自信があまり無いという方は、是非こちらも参考にしてください!
阪神ダート1400mの騎手成績・回収率
まずは阪神ダート1400mの騎手成績上位5人を見ていきます。
順位:騎手名:1着-2着-3着/騎乗数/単勝回収率という見方です。
1位:川田将雅:69-42-35/325/100
2位:浜中俊:44-51-36/338/90
3位:福永祐一:42-54-30/324/53
4位:武豊:34-33-24/252/82
5位:和田竜二:33-38-33/466/87
このような成績になります。
川田将雅騎手の成績がズバ抜けているのがお分かり頂けると思います。
騎乗数から見れば武豊騎手も素晴らしい成績ですね。
回収率の点で見るならば、川田将雅騎手・浜中俊騎手・和田竜二騎手がとても良い数字です。
それらに比べて3位の福永騎手の回収率が何故低いのか?
これにはどんな理由があるんでしょうか。
その理由は人気馬に乗っているというのが大きいでしょう。
川田騎手はもちろん人気馬が中心ですが意外と穴馬にも乗っているんです。
しかし福永騎手は基本的に人気馬での騎乗が多いですよね。
川田騎手も福永騎手も素晴らしい腕前ではありますが、福永騎手が乗る馬は自然と人気に推される傾向になります。
このことから単勝回収率が思いのほか低くなっているのです。
そして人気馬が多くなることから、人気薄での1発が無いというのもあります。
阪神ダート1400mで川田将雅騎手を見かけたら迷うことなく購入しても問題ないぐらいの数字ですので、要注目です!
阪神ダート1400mの調教師成績・回収率
騎手成績だけでもこれだけの差があるとは思わなかったですよね。
では調教師はどうなんでしょうか?
みなさんも気になっていると思います。
阪神ダート1400mの調教師成績上位5人を見ていきます。
順位:騎手名:1着-2着-3着/出走数/単勝回収率という見方です。
1位:安田隆行:23-19-11/136/127
2位:音無秀孝:20-14-4/125/194
3位:平田修:17-13-6/104/126
4位:大久保龍:16-11-15/142/63
5位:笹田和秀:16-9-12/112/128
このような成績になります。
1位の安田師と大久保師は凄く安定感がありますね。
2位の音無師は回収率がとんでもない数字となっています。
このことから安田師・大久保師の出走馬に音無師の出走馬を紐で購入したりすると非常に面白い購入方法になるでしょう。
調教師成績だけでも意外と差があるんですね。
1位と5位の差はかなり大きいです。
このように些細なデータからも色々なことが分かるようになるので、是非みなさんも1度お調べになってはいかがでしょうか。
阪神ダート1400mの枠順別成績・回収率
ここまででもう完璧と思っている方も多いでしょう。
しかしまだまだ完璧ではありませんよ。
予想ファクターは数えるのが難しいくらい存在します。
出来るだけ全ての視点から予想出来るようにすることで、予想精度が大幅に向上するので、まだまだ沢山覚えていきましょう。
次は枠順別の成績・回収率です。
枠番:1着-2着-3着/単勝回収率という見方です。
1枠:21-36-39/41
2枠:46-40-44/115
3枠:36-36-36/46
4枠:36-42-44/68
5枠:59-39-41/90
6枠:38-40-38/41
7枠:42-49-36/68
8枠:43-40-44/75
このような枠順成績になっています。
1枠は出走馬こそ少なくなりますが、それを考えた上でも、厳しい数字です。
勝率約4%・連対率約10%ですから、かなり馬券の中心としては考えづらいのではないでしょうか?
ズバ抜けているのは5枠の成績です。
外目の枠になるので出走馬も多くなりがちですが、この数字を維持しています。
勝率約9.5%・連対率約15.7%これは驚異的な数字と言っても過言ではないでしょう。
他には2枠・7枠・8枠が好走率が高いです。
このことから枠順データで見た場合、5枠を中心と考え、2枠・7枠・8枠を抑えて購入するのが吉ですね!
阪神ダート1400mの傾向データ!血統・人気別の成績や回収率は?

ここまで阪神ダート1400mの傾向・騎手・調教師・枠順別データをご紹介してきました。
全てご覧頂けた方は、ほぼ100%マスターしたと言っても良いでしょう。
ですがまだ少しだけ足りない部分がありますので、最後にその部分を補っていきます。
阪神ダート1400mの血統データ
それではまずは、血統データから見ていきます。
阪神ダート1400mで好走している血統(種牡馬)はどの馬だと思いますか?
みなさんとても気になりますよね。
阪神ダート1400mの種牡馬ランキングTOP5をご紹介します。
順位:種牡馬:1着-2着-3着/単勝回収率という見方です。
1位:クロフネ:34-34-32/55
2位:キングカメハメハ:27-30-35/58
3位:ゴールドアリュール:27-19-27/77
4位:メイショウボーラー:23-11-13/95
5位:エンパイアメーカー:22-19-13/85
このような成績になります。
クロフネ産駒が勝率、連対率、複勝率共に高い数字で非常に安定感がありますね。
出走頭数や回収率で見れば、メイショウボーラー・エンパイアメーカーもかなり良い数字です。
やはりダートはクロフネということがお分かり頂けたと思います。
ゴールドアリュールもダート種牡馬として非常に有名ですし3位なのも納得。
それを上回ったキングカメハメハには驚きです。
阪神ダート1400mは、この上位5頭の血統から狙えば間違いないでしょう!
阪神ダート1400mの人気別データ
最後は人気データを見ていきます。
この人気データを見れば、ほぼ全てのデータに目を通したことになるので、みなさんも立派な阪神ダート1400mマスターです。
人気:1着-2着-3着/出走数/単勝回収率という見方です。
1番人気:224-155-83/718/74
2番人気:150-120-93/718/88
3番人気:90-110-98/718/77
4番人気:77-77-100/718/89
5番人気:54-49-74/718/86
6番人気:33-50-59/717/68
7番人気:21-35-55/716/55
8番人気:26-39-42/716/125
9番人気:17-30-37/718/74
10番人気:9-18-29/714/51
11番人気:5-10-21/701/35
12番人気:6-7-13/677/75
13番人気:5-7-4/647/98
14番人気:2-5-4/618/25
15番人気:1-6-4/567/18
16番人気:0-2-4/478/0
という人気別成績になります。
やはり1番人気2番人気は圧倒的な数字ですね。
3番人気4番人気の安定感もかなり高い事が分かります。
5番人気以下から一気に数字が落ちているので、阪神ダート1400mというコースは人気馬での決着が中心と言えるでしょう。
10番人気以下というのはあまり現実的ではないですね。
各データから分かる狙い目
ここまで様々なデータを見てきました。
これらのデータを組み合わせて阪神ダート1400mを攻略してみましょう。
脚質データでは、先行。
騎手データでは、川田騎手。
調教師データでは、安田師。
血統データでは、クロフネ。
人気データでは、1~4番人気。
枠順データでは、5枠次に2枠・7枠・8枠。
これらが非常に優秀な成績であることが分かっています。
ということはもう簡単ですね。これを当てはめるだけです。
阪神ダート1400mのレースで、安田師の管理する馬に川田騎手が騎乗し、人気に推され、クロフネ産駒、先行脚質で2枠・5枠・7枠・8枠というレースがもしあれば迷わず購入しましょう。
とは言っても、そんなレース中々ありませんね 笑。
この6つの要素のうち3つでも当てはまっていたら十分信頼して大丈夫です。
そしてこの6つに限らず、上記でご紹介したデータの上位であれば、問題無く狙って良いでしょう。
このようにデータを少し見るだけで、予想というのもすごく楽になります。
みなさんはどうでしょうか?今まで難しく感じていたレースも、データを見た後なら簡単な気がしませんか?
是非今後もデータに注目してみて下さい!
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、『阪神ダート1400mの特徴とは?平均タイムやペース傾向を徹底解説』ということでほぼ全てのデータをご紹介させて頂きました。
阪神ダート1400mというレースは、OPクラスのレースも少なく、重賞競走が1つも行われない距離ですので、難しいというイメージがやはりあったと思います。
しかしここまで沢山のデータをご覧頂きました。
意外と簡単なんだなと思っていただけた方も多いと思います。
そうなんです、データを見れば難しくないんです。
まだデータ予想をしたことが無い方は、是非今後取り入れてみて下さい。
きっと予想精度が大幅に向上します。
そしてなによりも予想が楽になりますよ!
ということで今回は、阪神ダート1400mについてのご紹介でした。
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